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きのうの続き

11 26 *2010 | にちじょう

もう何がなんだかわからない内容になっています^^
「あらほく」と「ビビ子」に心血をそそぎすぎました反省。

このツイッタープチ連載は、TLで反応したひとをどんどん巻き込んで登場人物がふえてゆきました……

そして……夏……

NO! なにかをわすれているとおもったら『かんくわ』じゃないですかああああ!!
くわさんGOMEN;;

お詫びに、こんど書き下ろしで一本書きます。『かんくわ愛の物語~帽子のなかにももうひとりの俺~(R30)』
乞うご期待☆


*************

――続きからです。前編? は昨日の記事をみてください――

「先輩……わたしに教えて……ください」絞り出すような小さな声でささやいたのは、今年のRQ(ローズクイーン)大本命とウワサされる、ビビ子でした。「ビビ子さん、どうしてここに……」メイド長のイサは慌てます。「あなたはRQ候補なのですよ? こんなところにいてはなりません」 #nnnw

「私…… 私……逃げてきたんです!」ビビ子は肩を震わせて今にも消え入りそうな声で訴え始めました。「私……優等生なのかチャラ男なのか、はっきりしない男子、嫌なんです。っていうかぶっちゃけセックスアピールの足りない男子は嫌なんです! 私が好きなのは……」一同、息を呑みます #nnnw

しかし、その場にいながら動じてない人間がひとりいました。メイド長のイサです。「ビビ子さん、そんなゴタクは結婚してから並べなさい。控え室に戻るのです! もし結婚してからも嫌ならそのときは別れなさい。ほら、そこにいるほくさんが先輩よ。さ、行きますよ!」「いやぁぁぁ!」 #nnnw

イサに耳をひっぱられながら去っていくビビ子を見送りながら、残った三人はため息をつきました。「あの子……きっと、玉緒さんのこと、好きだったんだね。だって、最後まで玉緒さんのことじっと見てましたよ」ほくのつぶやきに、玉緒も嵐もうなずきました。恋の激しさに胸震わせる三人…… #nnnw

しかし、誰も知らないのです。ビビ子の心の深遠を。ビビ子は、実は、玉緒を見ているわけではありませんでした。玉緒の手のひらに抱かれたカニを見つめていたのです。(私……カニじゃないといけないのに……!)しかし、もうビビ子の心を知るものは誰もいないのです(ビビ子編終了)#nnnw

「さて、と」玉緒が眼鏡のフレームをわざと光に反射させるように動かしました。「君、本当に知りたいの?」そこで嵐は何かをさとったのでしょう。素早くほくを自分の背中に隠すようにして言いました。「コイツには、何も教えなくていい。必要なことは俺が教えてやる」(ほくサービス終了) #nnnw

給仕室でそんなやりとりが行われている頃、メイド室ではクミが編み物をしていました。「プライベートでそんなんやってるとイサさんに怒られるよお?」同僚からの横やりにも動じません。「いいのよ。今はいないし」クミには、RQがきまるまでに仕上げなければならないものがあるのです。 #nnnw

クミには、唯一無二の親友がいました。その名を「てんと」といいます(注:リアルでは知り合いではないw 無茶ぶり設定///) ある日、てんとが海岸を散歩していたら、足下でパリンと何かが割れる音が聞こえました。拾い上げてみるとそれは誰かの眼鏡でした。「割りましたね……?」 #nnnw

「双子の弟との大切な連絡手段だったのに……!」なんと、てんとが踏んだものは、この国で最もおそれられている双子の魔法使いの片割れが大切にしている眼鏡だったのです。「罰として、あなたはこうしてしまいましょう」あっという間にてんとは、テント姿にされてしまいました。 #nnnw

魔法使いは言いました。「魔法をとく方法は一つ。バラのツルで編んだチョッキを貴女の親友に編ませなさい。ただし、期限は王子の婚約者が決まるまで。それまでに出来ないと、貴女は一生テント姿のままでしょう」――というわけで、クミは、RQが決まるまでにと急いでいるのです。 #nnnw

「ギャァァァァァ!」 RQ候補控え室では、イサの叫び声が響いていました。「にげ……ッ! 逃げたぁぁぁぁ!!」そう、RQ候補と噂されたビビ子は再び自由を勝ち取ろうとイサの目をかすめて逃げ出したのです。「追いなさい!」元・女族頭の命令は、城の隅々まで届きました。 #nnnw

「あ、こんなところになぜかテントがある。ラッキー」海岸を走って逃げていたビビ子の目に入ったのはいかにもな感じのテントでした。「しばらくここに隠れてすごそうっと。わたし、お風呂とかあんまり気にしないし。サバイバル生活得意でよかったぁ~。ここならカニもいっぱいいそうだし」 #nnnw

ビビ子が隠れ家を見つけたその頃、少し離れた浜では全裸のニワトリがぷるぷるしていました。(王子様がきちゃうっ!)浜でひろったルアーで一応CHI・ KU・BIだけはかくしたものの、それでも心もとない感じはぬぐえません。(ニワトリの時はよかったなぁ……毛で覆われてたし……) #nnnw

「見つけた!」「え? え? 何?」あっという間にニワトリの視界がふさがれてしまいました。どうやら、布をかぶせられたようです。(なに? なんなの;;)ギリギリで王子様に見つからなかったとはいえ、今度はなんなのでしょうか。ニワトリは、状況を知ろうと耳を澄ませました。 #nnnw

「なぁ、イサさん、おれ、でかした?」「まぁ、琉夏くんにしては上出来ね」「じゃ、チューして」「ふざけるのもたいがいにして」「なら、体育館裏でパンツのなかに手ぇいれさせて? ダメ?」「琉夏テメェ……」「コウ怖いなァ。でも、ビビ子ちゃんのかわりにはなるでしょ、この子」 #nnnw

話を聞いているとどうやら誰かの代わりにさらわれている、ということだけはニワトリの小さな脳みそでもかろうじて理解は出来ました。(王子様に会いたいだけだったのに……)とても悲しい気分です。でも、ニワトリはアホなので、彼らが3歩進むたび、いろんなことを忘れてしまうのでした。 #nnnw

「お前もああいうの、出たいと思うんか?」「別に」「だよな。お前は俺だけの女でいろ」「あ、嵐ィ……」だの、『早くはさませたいよ……///』だの、『パンツの中に手ェつっこみたい……』だの、いろいろな思惑がうずまくなか、いよいよ、RQコンテストの開幕です! #nnnw

「び・び・こ・ちゃーん!!」水面下で活動しているビビ子萌え同盟の面々も、今日は思う存分、ビビ子に声援を送っています。彼女が、テント暮らしのビビエッティになっていることも知らず……。ニワトリはといえば、ただただ、祭のにぎやかさに怯えていました。 #nnnw

「では、ラストエントリー! 飛び込み参加の、ニワ子ちゃんだぁ!」普段は王子の教育係である大迫が叫びました。地声の大きさを買われて、RQコンテストの司会に抜擢されているのです。「ええ~? ビビ子ちゃんは~?」大迫の大声にかぶせるように、ビビ子萌え同盟の叫びが重なります。 #nnnw

しかし、次の瞬間、場内が水を打ったように静かになりました。ニワトリがステージに現れたからです。ニーナ王子も前につんのめり気味になってニワトリをみつめています。「決まった、な……」大迫のその一声こそが、会場全員の気持ちを言い表していました。 #nnnw

いいえ。ここに悲しみに暮れている女性がひとり。親友のためにと、バラのつるで編んだチョッキをたった今しあげたクミです。「間にあわ……なかった……」王子の婚約者は、今、決まってしまったのです。浜にいる親友に届けても、もう遅いでしょう。指を傷だらけにしたまま、涙に暮れます。 #nnnw

バラのつるで編んだチョッキにはいくつも花がついたままになっています。『せめて、これをローズクイーンに着てもらおう』クミは優しい気持ちでそれをステージに投げ込みました。王子がステージにあがります。ニワトリは王子のためにバラの花で装おうと思い、チョッキを手にとりました。 #nnnw

その瞬間、すべては無になったのです。 #nnnw

え? という間もなく、ニワトリは、白色レグホンの姿に戻ってしまいました。そう――。このチョッキは、なにもてんとの呪いを解くためのものだけでなく、すべての魔法の効力を無にするものだったのです。そして王子はと言えば「なに? なんでニワトリがココにいんの?」と驚いています #nnnw

「俺、まだ遊んでたいしさ~。ぶっちゃけ、まだ婚約とか超考えらんねーし? みたいな? いやーしっかし、今回のRQコンテスト、手が込んでたね~。手品とかチョー受けるし!」 そう、王子には今日婚約を決める気はなかったのです。よってチョッキの効力も失われてはいなかったのです。 #nnnw

これで、このお話は終わりです。ただ、ひとつだけ、続きをお話しするとすれば……。ニワトリは、お城で飼われることになりました。それなりに玉のこしなので、まぁよかったと言えるでしょう。そして――日々は続きます。お城のみんなのお話も、またいずれご縁があればおいおいに^^ ノシ #nnnw

【追伸】

番外編 『てんと暮らしのビビエッティ』 および、『イサVSサユ カニとチキンの仁義なき戦い』 および 『自伝~トサカをうしなって~』 は、冬コミ新刊で出しますのでみなさんかってね☆ 約23時間前 webから

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以上です^^

連続更新中、あしたのネタはありません。
ネタないときはあらほくでもやっとけば約一名に好評なのでそれで行くかな……

21:12

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