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5月の読書きろくゥ

06 01 *2011 | 未分類

うーむ 5月は読んだ本がすくないなあ……。

小説がよかったので、八日目の蝉、映画みました。
映画ひさしぶりでした。
くるまの運転がだいぶじょうずになったので、H.CITYまでせっせと運転していったのですよ~
もう行けたので、今後楽勝ですね……!v^^v

プリンセストヨトミみたいです~

***

5月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2696ページ

妄想気分妄想気分
★★★★☆ この人が持つ、文章を書くことに対しての気持ちがものすごく好きだ。この先、一行、いや、一文字たりとも書けなかったらどうすればよいのか――。ものを書かずには生きていけないからだに生まれてしまった人間だけが持つ恐怖であろう。そうやって恐れながら、彼女は文字に、言葉に、文学に真摯に向きあう。小川洋子独特の『語感』は、生まれ持ったものもあるだろうけど、元来のまじめさや、熟考の末に紡ぎ出されるものも多いのであろう。もの書く人の日常を、やさしい言葉でゆるやかに紡ぐ、この人のエッセイが、好きだ。
読了日:05月24日 著者:小川 洋子
カササギたちの四季カササギたちの四季
★★★☆☆ 頭を空っぽにして、単純にたのしめた。起きる事件がどれもこれも『ちょっと物騒』くらいのレベル。基本、平和。気持ちが疲れている今の気分にちょうどよかった。キャラがよく動いて面白い。続編希望。古道具屋&和尚さんのドタバタな日々を、もう少しのぞいてみたい。個人的には4話目にたしょうホロリときた。
読了日:05月22日 著者:道尾秀介
謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで
☆☆☆☆☆ この本を面白いと思う人もいるのか、という感想。これを面白いと評価する人が、ほかにどんな作品を評価しているのかが気になるところ。小学生向けのなぞなぞ本以上のなにかを見いだせなかった。主人公がお嬢様なのに、言葉遣いも下品だし、考えることも庶民めいていてつまらない。執事もただの失礼な人。このふたりのやりとりが面白いという感覚がわからない。謎をパズルみたいに解いたら、それで終わり。動機がおきざり。『なぜこの事件が起こってしまったか』の深遠を求めるわたしには、まったくもって不向きであった。
読了日:05月20日 著者:東川 篤哉
八日目の蝉 (中公文庫)八日目の蝉 (中公文庫)
★★★★☆ 誘拐された被害者が―― 表面上では幸せな記憶を忘れ、事件の傷だけをかかえて大人になってしまったことが、ひたすらに切ない。しかし、無意識下に沈んでいた愛された日々が、彼女を立ち直らせる。たしかに被害者だったけれど、強く、強く慈しまれ4つまでの時間を過ごした彼女が、その記憶の底力を活かし、彼女に関わった女性たちの分まで、幸せな母親になれますようにといのらずにはいられない。泣けはしないが、読了後の複雑模糊とした心境と、ある種の爽快感が奇妙なかんじだ。ラストは、小説的にまとまった。
読了日:05月19日 著者:角田 光代
バンビの剥製バンビの剥製
☆☆☆☆☆ 今年のワーストワン候補。つまらない。主人公がなにひとつアクションを起こしていない。問題にすらならない問題さえ、解決していない。それで、バンビの剥製がどうしたの? 読んだ時間を無駄にした事実に、腹が立つほどだ。現代っぽいようなカンジ、で描いてるのかもしれないけれど、現代の若者はもうちょっとしっかりしている。考えなさすぎる主人公がひたすら嫌い。大嫌いです。
読了日:05月17日 著者:鈴木 清剛
ガラシャガラシャ
★★★★★史実をふまえた二次創作小説。物語のベースとなる事実をしっかりとらえたうえで、もうひとつのガラシャを作り上げてある。女が道具だった時代の女たちにも気持ちがあり、人生があったことをあらためて知らされる。味土野の男を切る寸前の、ひそやかな恋を着物の下に押し込める場面の描写には鳥肌が立つ。今の世でここまでの忍ばねばならぬ恋をしている女はいるだろうか。ガラシャがはじめて得た恋の気持ちには引き込まれた。その分、ラストまで耐えて欲しかった、というのは時代に翻弄され辛い人生をあゆんだガラシャには酷だろうか。
読了日:05月16日 著者:宮木 あや子
三十光年の星たち (下)三十光年の星たち (下)
★★★☆☆ もっとも敬愛する作家の作品。二週間掛けて、一文字一文字を自らに刻み込むような気持ちで読んだ。率直に言えば、この作品が氏の手によるものでなければ評価はしなかったと思う。きれいにまとまりすぎた感。市井のひとのささやかな人生を描き出す腕は、さすがこの人の右に出るものはないだろうが、人生、誠実に生きていればどうにかなるというものでもないという現実に暮らすわたしにはファンタジーに思えた。小説は架空のものであるから、ファンタジー上等。しかし、氏にはもっと深い機微を描いて欲しい。一ファンの贅沢だろうか。
読了日:05月14日 著者:宮本 輝
三十光年の星たち (上)三十光年の星たち (上)
★★★☆☆
読了日:05月14日 著者:宮本 輝
人質の朗読会人質の朗読会
★★★★☆ 序章で、語られる物語の主人公たち8人は皆死んでいることを明かされる。しかも、爆弾で吹き飛ばされて。事件に巻き込まれなかったなら、とりたてて語ることもない人生を過ごしていたはずの、普通の8人。その人たちが、閉鎖された密室で語る、自らの物語8編と、とある1編。死が物語を輝かせるのか。それとも、人間は生きているだけで、自らの内に輝く物語を持っているものなのか。現実と、異世界を難なく繋ぐ、小川洋子この人でなければ描けなかった物語であった。
読了日:05月06日 著者:小川 洋子
ふがいない僕は空を見たふがいない僕は空を見た
★★★★★ これはぜひにとすすめる。まさに、子を産むことの出来る『女』という性をかかえる、女のための小説であった。連作小説。特に、ラスト2作は辛いけれど独特の爽快感がある。すっきりしないのに、ふにおちてる。人生もこんな感じじゃないだろうか。
読了日:05月01日 著者:窪 美澄

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23:52

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